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SYUTO Press Vol.42 秋東精工の技術がつまった金型の仕組みとは? | 秋東精工

SYUTO Press Vol.42 秋東精工の技術がつまった金型の仕組みとは?
更新日:2017年4月21日 SYUTO Press一覧

こんにちは、社長の柴田です。

秋東精工はプラモデルの企画から製造までトータルで提供し、最近では3D造形デザイン事業部を立ち上げましたが、やはり原点は金型。プラモデル製造に欠かせません。

今回は原点に立ち戻って、金型の仕組みについてご紹介します。

工場に見学に来てくれる方たちへの説明に使用している金型の模型で、プラモデルが作られるまでの流れをご紹介しましょう。

プラモデルは、まずプラモデルのパーツの形状に合った金型を製作します。製作した金型に溶かしたプラスチックを流し込むことでプラモデルのパーツを作っていきます。

金型からプラモデルを作るには以下のような仕組みになります。

① 片側から溶かしたプラスチックを流し込みます。

金型1

② プラスチック液が金型のくぼみに入りこみます。

③ 冷えて固まると、反対側の金型に貼りつくように、形状を調整します。

金型2

金型の実物がこちら。この金型の対を数種類、多いときには1つのプラモデルに対して10種類以上の金型を使用します。
金型5
金型はコンピュータで設計し機械で製作しますが、わずかな狂いで隙間ができることがあります。この隙間があると、プラスチックの液体が入り込んで下の写真のように、餃子の羽のように広がってしまいます。

パーツ2

この隙間を調整していくのが熟練した職人の技。こうした数々の技術は長年の経験と研ぎ澄まされた感覚が必要なため、一人前になるまでに5年以上かかります。

④ 突き出しピンで金型の裏側から押出し、金型に貼りついたパーツを引き剥がします。

金型4
プラモデルのパーツの裏側に丸いくぼみができているのはこのためです。
このピンは太さが違うものが何十種類もあり、パーツの形状によって使い分けます。

職人の磨き上げられた技術とITの進化が融合して初めて作られるプラモデル。
ものづくりが大好きな社員が心を込めて作っている金型から、日本の愛されるプラモデルが作られているのです。
ぜひ、プラモデルを作られる際にも、表面だけはなく裏面も見ていただき、この精巧な作りの金型から生まれるものなのだな、ということを感じ取っていただけましたら、私達も喜ばしい限りです。

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