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SYUTO Press
2021.08.18

SYUTO Press Vol.86 コロナ禍による危機から一転、自社製品の発売で大忙しに。乗り越えられたのは社員の皆さんのおかげです

こんにちは、社長の柴田です。

2020年から続く新型コロナウイルスの流行により、さまざまな業界が大きな影響を受けています。

弊社の事業は「プラモデル」や「プラスチック金型」の製造。一見、コロナ禍による影響があまりないように感じられるジャンルかもしれません。

「むしろ、巣ごもり需要の恩恵があったのでは?」そう思う方もいらっしゃるでしょう。

ところが、そんな弊社も昨年はコロナ禍による影響が大きかったのです。
創業以来1番大変だったと言っても過言ではないほど、2020年は大きな危機に直面した1年でした。

ホビーショーの中止により仕事量が激減した2020年

 

秋東精工の様子1

なぜ、巣ごもり需要で売れ行きが上がりそうなプラモデルの金型作りに携わりながら、コロナ禍の影響が大きかったのか。

それは、弊社が携わっている主な業務が「新商品の開発部分」だからです。

毎年、年に2回開催されているホビーショー。新商品が一同に会するこのショーでは、多くの商談がまとまる場であり、ショー開幕の3ヶ月ほど前から弊社のような製造会社が製造準備を始める「業界の一大イベント」です。

しかし、昨年は2回とも早々に中止が決定…。例年であれば忙しくしているはずの仕事がすっぽり抜けてしまいました。

プラモデル自体は巣ごもり需要の恩恵を受けることができましたが、それは既存商品の在庫の話。私たちのような新商品の開発部分に関係する仕事は、ほぼ動きのない1年になってしまったのです。

何とか会社と社員を守らなければ。

受けられる仕事があれば積極的に引き受け、コロナ禍を乗り越えるために用意された融資にも助けられました。

同時に、「自社だけで利益を上げられる状態を作らなければ、発注が途絶える事態が起きたときに生き延びられない」という危機感を抱き「自社製品の開発」にも力を注いだ、昨年1年間でした。

戻ってきたホビーショーと自社製品の「バズ」で一転! 大忙しに!

秋東精工の様子2

会社の危機を何とか乗り越えて迎えた2021年。ホビーショーの仕事が戻ってきました。

中には、昨年開催できなかった分を取り戻そうとモデル数を増やした会社も。ありがたいことに、例年のホビーショーより仕事量が増える結果になりました。

一方、2020年に種をまき始めた自社製品も、「寿司プラモ」として形に。

4月に発売を始めたところ、SNSでバズり、大きな反響を呼ぶことができました。先日はバージョン3となる「いくら軍艦」も登場。第1弾のまぐろ・サーモンも継続的に注文が入り続けています。(本当にお客様のおかげです。ありがとうございます!)

秋東精工の様子3

自社製品が上手くいった結果、ホビーショーの仕事と自社製品の仕事の佳境が重なり、大忙しに。昨年とは段違いの仕事量になるという、うれしい悲鳴を上げる事態になっています。

目の回るような状態の中、何とか踏ん張ってくれた社員も少なくありません。特に寿司プラモを発売した4月からここまでの半年間近くは、本当に目まぐるしく大わらわだったと思います。

感染予防対策のために職場での会話も少なくなり、仕事後に飲みに行くことも、「山場を乗り切ってくれてありがとう!」と打ち上げを催すこともできません。

平時なら簡単に解消できるレベルの仕事の疲れやストレスも、コロナ禍の今は蓄積する一方。私自身、気軽に雑談ができなくなることによる負の面を実感しているひとりです。

2020年を生き延びられたのは社員のおかげ。受託事業と自社製品の両輪を上手く進めていきたい

繰り返しになりますが、コロナ禍により大きな危機に直面した弊社が何とか乗り越えてやってこられたのは、社員たちのおかげです。

みんな、本当にありがとう!!

自社製品の企画開発、その後にやってきた大忙しの製造ターン。ここを乗り切ってくれたからこそ、多くのお客様の手に自社製品をお届けすることが叶いました。心より感謝しています。

秋東精工の様子4

一方で、弊社は「自社製品だけを作っている会社」ではありません。これからも、今までのように多くの企業様からのご依頼を受け、企画や金型の製造業務に携わり続けます。

繁忙期が極端に偏ることのないように自社製品の開発ペースを調整し、社員の労働環境の改善にも力を入れていくのが、当面の私の課題です。

まだまだ感染拡大が落ち着かない中、社員が心身ともに健やかに働ける環境を作るべく、今後も尽力して参ります。あらためまして、これからもどうぞよろしくお願いいたします!